2015年8月30日日曜日

ペースメーカー手術の真っ最中(1/2)

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愛しの妻に見送られ、恐るおそる手術室に入ったヒデジロー。

そこには、お医者さん、看護婦さん、メーカーの方など5~6名が迎えてくれます。

勧められるままに?手術台の上に横たわるヒデジロー。

天井を見つめると、アャ~! これはもう“まな板の上の鯉”ではないか...?! 

と思う間もなく、身体にシートが掛けられた。 顔までスッポリと!

「それでは、お願いします!」「お願いします!」と、先生方の厳粛な言葉が飛び交う。

ヒデジローも小さな声で「痛くないようにお願いします!」。 

これから、ペースメーカーの植え込み手術が開始です。

左鎖骨下を消毒した後に、麻酔の注射が!

「痛ければ、痛いと言って下さい。麻酔を追加しますから。」と言ってメスが入った。

「あっ! 痛い、痛い!」と言ったら、麻酔が追加になった。(これっきり!)

局部麻酔なので意識は鮮明なのだが、何をどうされているのか良く解らない。 

恐らく、リードを挿入する静脈を探したりしているのだろうが。

何をされても痛く、身体を硬直させるので汗が出てくる。 

息遣いも荒くなり、顔に掛ったシートで息苦しい! (>Δ<)

看護婦さんに、何度も顔のシートを少し持ち上げてもらう。

しばらくすると、気分が悪くなったりと忙しい。

顔のシートがジャマ!! 

これが無ければ...と最後まで思い続けていた。

この痛さはきっと、中学生の頃にスズメをエサでおびき寄せて籠で捕えたり、子猫のシッポを(軽く)火箸で鋏んだりした「バチ」 が当たったのだと思います。(スズメさん、子猫さんゴメンなさい...!) 

だから、みなさんはキット大丈夫ですよ、きっと! (^△^)

(続く)


2015年8月24日月曜日

ペースメーカー術後2ヶ月が経過

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洞不全症候群を患い、ペースメーカーの植え込み手術をして、早や2ヶ月が経過。  


しかし、退院して5日目に、とつぜん脈が乱れて(脈が少ない)、慌てて病院に駆け付けた。 

診察の結果、心房細動(脈が早い)とのこと。
(ウソッ! そんなこと有るなんて聞いてまへん!)

お医者さん曰く、「暫く様子をみましょう」

ヒデジローは、ペースメーカーが停止したので、また手術かと心配したのでっせ!

まあ~それ以降は、特に問題もなく順調に暮らしていますが。


手術後、リードが固定されるまでの1~3ヶ月は、上半身にムリはできません。

ヒデジローは、アユの友釣りや海釣りが好きなのですが、ここはガマン、ガマン!

愛しの妻が、横目で見張っています。 

よって、休日はもっぱら食べては寝て、体力の回復を図っています?

家族からは、
  「手術前より顔色が良くなった」
  「以前より元気になった」
  「おとなしくなった?」
と嬉しい言葉! 

まあまあ、順調に回復しているということでしょう。

アユの友釣りは時期的に終盤だし、ボチボチ海釣りの準備でも始めましょか...。


2015年8月19日水曜日

ペースメーカー手術の待機中

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2015年6月24日、今日はペースメーカーの植え込み手術です。 

昨日手術を決めたので、順番はラスト。

手術は1時間~1時間半とのこと。(後で、ウソだと解りましたが...?)

予約の10時に受付けを済ませると、既に患者さんや家族の方が大勢待機しています。

ヒデジローは、慣れない手続きを済ませると手術着にお着替え。

大半の方がカテーテル手術だが、ペースメーカーの植え込み手術の方も1名居られます。
話をすると、少しご遠方からお越しの様子。

昼過ぎに、ようやく愛しの妻がやってきました!
妻の顔を見て、少し元気が出てきたヒデジロー。 

手術は15~16時の予定です。

それまでに、手術個所の洗浄・消毒や点滴用具を取り付けると、徐々にそれらしい気分になってきました。

待合室にはテレビがあって、なでしこジャパンのW杯を中継しています。 

いつもなら、応援に熱狂するヒデジローだが、今日は緊張と不安で落ち着きません。 

肝心の手術は遅れに遅れ、ついに入院部屋で待機することに。

夕方18時にようやく呼び出しがあり、ヒデジローは妻に別れを告げて手術室に消えていくのでした。 


2015年8月15日土曜日

ペースメーカー植え込みの決断

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2015年6月23日。 診察室では、主治医、ヒデジロー、妻の3人が向き合っています。

主治医:病名は「ドウフゼン」です。

ヒデジロー:動不然?---(洞不全症候群のこと)

主治医:検査の結果、3秒以上心臓が止まっている時が何ヶ所か見られます。3秒の停止は、ペースメーカーを植え込む基準です。

ヒデジロー:何か薬で治療する方法はありませんか?

主治医:残念ながら有りません。ペースメーカーが唯一の治療方法です。放っておけば、何時また失神するかも知れません!

ヒデジロー:ペースメーカを入れることで、寿命に影響することはないのですか?

主治医:ペースメーカーを入れなければ、心臓が止まってしまう恐れがあります。

ヒデジロー:....???  

では..そしたら..あの..ペースメーカーを..入れます。

手術は明日に決まりました!
仕方がありません、いつ気を失うか解らないのだから。

若い頃から健康には人一倍気遣ってきたヒデジロー。
なぜ、こないになってしもたねん!? 

ヒデジローは、心の整理がつかぬまま病院を後にするのでした。

明日は、ペースメーカーの植え込み手術です...。 

でも、我が家に帰る頃、手術をすれば元の元気な姿に戻れるのだ!と前向きな気持ちが芽生えてきたヒデジロー。 

念のため、明日は手術です。


2015年8月9日日曜日

失神して階段から転げて

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2015年6月16日は、ヒデジローの運命の日でした。

ここ2~3日、何かしら目まいがする。
特に今日は、動悸が激しく目まいがひどい。 ( *△* ) 

会社で3階から1階に移動する際に、階段で急に意識が無くなってしまった。 
階段を転げ落ちる途中で意識が戻ったが、何もできず転げるまま。

7~8段転げ落ちてようやく止まった。
横向きに転げたので、肩周りに少し打撲しただけで幸いだった。

近くにいた女子社員が、「だいじょうぶですか?」と近寄ってきてくれた。  

ハッと我に返り、「だいじょうぶ、大丈夫!」と言っては立ち上がったが、なぜ失神したのか良く解らない悲しいヒデジロー!

翌日、優しい妻にせき立てながら病院に出かけ、医師の診察を受けました。

その後、洞不全症候群の診断結果で、ペースメーカーを植え込むことに...。

でも、転げながら意識が戻り始めたとき、不思議な気持ちだった。
何か、お花畑を見たような...。 
(このことは、家族にはナイショ、内緒!)


2015年8月7日金曜日

一駅族でお腹周りもスッキリ

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ヒデジローは、65才になる今もしぶとく会社勤めをしています。

毎日、約1時間かけての電車通勤です。

ペースメーカーを植え込む前は、一駅又は二駅前で降りて歩いていました。
いわゆる、一駅族、二駅族?です。

手術をしてから暫く休んでいたのですが、お腹周りが気になりだし、最近また復活しました。

朝7時ごろから歩き始めますが、夏場は既に太陽も昇っていて汗が出てきます。 

なので、今は一駅族です。

もう少し涼しくなったら二駅族に挑戦です。

みなさんも、一駅族をしませんか?
早朝のウォーキングは、意外と爽快ですよ。 (^△^)

一駅族で、お腹周りもスッキリ! 


2015年8月3日月曜日

身体障害者手帳をいただきました

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今日は、市役所に出向き、「身体障害者手帳」の交付を受けました。

手帳には、次のように書かれています。
   ・身体障害者等級:1級
   ・旅客鉄道株式会社旅客運賃減額:第1種

この認定により、受けられる助成や割引等について、係の方に丁寧に説明して頂きました。

また、手帳と同時に次の利用券まで頂きました。
   ・市福祉タクシー利用券(8,000円)
ありがたいことです。

そして、早速次の申請手続きもさせていただきました。 
   ・福祉医療費支給制度
   ・有料道路障害者割引(ETC利用)
   ・NHK放送受信料の半額減免
この他にもありますが、確認して申請していきたいと思います。

今回の身体障害者認定を受けて、私たちの暮らす日本や地域社会には色々な助成や支援があり、助けられていることに気付かされました。

世界には、戦争の絶えない国が沢山あります。
この日本に暮らすことの有難さを、ヒシヒシと感じました。

ヒデジローは、これからの人生、しっかりと生きていかなければなりません。 


2015年8月2日日曜日

看護婦さんに叱られて

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今朝も目覚めると、フトンの中で1分間の脈拍を数えています。 (-△-)

脈拍数は70。
よし、よし、OK!

実はこれ、ペースメーカーが正しく働いているかの「日常点検」。
脈拍70は、ペースメーカーに設定されたヒデジローの安静時の心拍数です。

ペースメーカーの植え込み手術を終えた2日目位に、看護婦さんからペースメーカーについての指導を受けました。

毎日顔を合わせると、「今日は脈を測りましたか?」と質問です。

一度、『いいえ!』と元気に答えたら、若く美しい看護婦さんに「だいたい手術から1週間チョットで退院なので、それまでにペースメーカーについて解らないことは聞いてくださいね。 脈は自宅に帰ってからも毎日計るのですよ!」とコンコンとお説教でした。

ヒデジローと言えば、目を大きく見開いて驚くほど素直に、「ハイ、ハイ」と答えているではありませんか。

お陰で、日常点検はスッカリ習慣化しました 
これもすべてあの若く美しい看護婦さんのお陰です。ハイ!

何だか、あの入院生活がなつかしいよなぁ~。  (^△^)